ゴットガンプション(セン3・タソート)が未勝利戦(バラナ競馬場・芝1000m・総賞金2.7万豪ドル)で見事な初勝利を収めました。スタートしてから内目の枠を生かしてジワジワとハナに立ち、マイペースで運ぶと直線では他馬の追込みを振り切って半馬身差で逃げ切りました。
バリアトライアルを1回使っての初出走で、本馬はBOBSボーナス対象で優勝賞金の他に5625豪ドルが追加されました。
騎乗した富澤騎手は「スタートが良かったので逃げました。少し外に張っていたので、内ラチに頼ってレースをしました。外に馬がいて、交わされるかなと思いましたが、よい勝負根性を見せてくれました。まだ幼い面もあるので、これからもっとよくなるでしょう」、中條調教師は「調教からよいスピードを見せていましたが、口向きの難しさや、ゲートからの反応が少し遅いところがあります。1000mの前残り傾向の強い今日の馬場で、まずはどのように走ってくれるかと見守っていました。富澤騎手が癖や枠順を上手くエスコートしてくれたおかげで勝つことができました。また、オーナー様はジャパノズ厩舎がバラナに移籍する前からずっとサポートしてくれていたので、勝利で恩返しできて良かったです」と話しています。