このたびのサイクロン・アルフレッドは、51年ぶりとなる大規模な台風としてオーストラリア東部に甚大な影響を及ぼしました。特にクイーンズランド州南東部やニューサウスウェールズ州北部海岸では深刻な被害が報告されており、多くの地域で混乱が続きました。ブリスベン周辺では約33万戸が停電し、倒木や道路の冠水による交通網の混乱が発生。また、地域のスーパーではパニック買いが起こり、日常必需品の品薄が続きました。この影響を受けて、競馬の開催も相次いで中止となり、ゴールドコーストで予定されていたマジックミリオン社のセリも安全を考慮して2週間の延期が決定されました。関係者からは「セールを安全に開催するために延期は必要な措置」との発表がありました。
ジャパノズ厩舎においても、スタッフと管理馬の安全を最優先し、5日間にわたり馬場での調教を見合わせました。そのため、管理馬のレースに向けた調整が大きく制限され、非常に厳しい状況となりました。しかし、自然災害という予測不能な事態の中で、私たちは最善の判断を重ね、現在は無事に通常運営へと戻っています。
オーナーの皆様には、この状況をご理解いただき、変わらぬご支援をいただければ幸いです。今後も厩舎一丸となって管理馬のコンディション維持と調整に努めてまいります。引き続き、温かい応援をよろしくお願い申し上げます。