ゴールドコーストで開催されたマジックミリオンズの当歳馬(National Weanling Sale)と繁殖牝馬(National Broodmare Sale)のセリに参加しました。

このセリで注目を集めたのは、オーストラリアのリーディングサイアーであるアイアムインビンシブルの産駒です。当歳馬と繁殖牝馬の両方で、この産駒が最高値を記録し、いずれの部門も非常に活気に満ちていました。

私は今回初めて繁殖牝馬のセリに参加しました。ここでは、現役馬やレース前、馴致前の馬など、多様な馬が取引されていました。オーストラリアではこれから繁殖シーズンに入るため、繁殖目的での購入はもちろんのこと、繁殖に入る前に競走馬として現役を続行させるケースも見られます。オーストラリアの規則では、種付け後に受胎しても、競走馬登録を抹消しない限りは一定期間競馬で走ることができるというルールがあります。

今回、オーナー様の馬、6頭を競り落とすお手伝いができました。この中の当歳馬はオーストラリアで現役を経た後、日本に輸入するという数年がかりのプロジェクトもあります。この機会にジャパノズ厩舎が関与できることを大変嬉しく思います。