バラナ競馬場で3か月ぶりとなる競馬開催が行われました。競馬までの数日間は晴天が続いたため、馬場状態は回復するかと思われましたが、当日は不良(Heavy 8)での開催と発表されました。「今日の馬場はとても特殊でした。コースを歩いてみると内ラチ沿いがまだ雨が残っている感じで、最後の直線ではジョッキーも内を空けた進路取をしていたのはバラナ競馬では珍しい光景です」と中條調教師は振り返りました。
ジャパノズ厩舎からは5頭が出走して、ボーイラブズトゥラン(セン4・ロート)がクラス1戦(芝1310m・賞賞金2.7万ドル)に、ドゥイットフォーユー(セン4・ハービンジャー)がクラス1&未勝利戦(芝1600m・総賞金2.7万ドル)で勝利することができました。
「ボーイラブズトゥランはシドニー地区から移籍した馬で、個人馬主さんのとても思い入れのある馬だったので勝利できてうれしかったです。ドゥイットフォーユーは初出走で勝利を収めて、若い時期から素質を見せてはいたものの、気性面の難しさで、全ての能力を発揮できていないレースが多かった馬です。ここまで辛抱強く待ってくれたオーナー様に感謝します」と話しました。2勝したことでスタッフにも良い刺激が入ったようです。