5月6日と7日に、シドニーのイングリス社が主催する「2024オーストラリア・ウィンリングセール」が行われました。このオークションは当歳馬の販売を対象としており、カタログには448頭の馬が記載され、100頭以上の種牡馬の仔馬が揃っており、非常に多様な選択肢がありました。私は現地には行かず、イングリス社の代理人に馬体のチェックや動画撮影を依頼し、送られてきた映像をもとにミーティングを行いました。当歳馬の体型は1歳の馬とは異なるため、馬体を評価する際のポイントも異なります。また、当歳馬は良い血統であっても、1歳の馬と比べて手頃な価格で入手できる利点があります。このセールで馬を購入し、成長を促進し、後にオークションで売却するビジネス、いわゆる「ピンフッカー」と呼ばれる人も存在します。私もオークション当日はオンラインで数頭に入札しましたが、落札には至りませんでした。しかし、馬主の皆様により良い馬を提供できるよう、今後も積極的に参加していきます。