2025年1月、オーストラリアで開催されたマジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセールは、同社が年間に主催するセリの中で最大規模を誇ります。今年は約1,400頭が上場され、リーディングサイヤーの産駒はもちろん、新種牡馬の仔馬たちも注目を集めました。
特に、アイアムインヴィンシブルの後継種牡馬として期待されるホームアフェアーズの産駒が話題となりました。日本からは中内田充正調教師がセリ会場に赴き、母サンライト、父ホームアフェアーズの牝馬を320万ドルで購入し、大きな話題を呼びました。また、ジャパンカップにゴリアットを出走させた、アメリカ人投資家のジョン・スチュワート氏も高額馬を9頭購入し、メディアから取り上げられていました。
一方、ジャパノズ厩舎ではJJレーシングとのコラボレーションで、キャプティヴァント産駒の牡馬を落札しました。中條調教師は、「昨年の同セールと比較すると、ブック1は同等のレベルでしたが、ブック2では馬の質がやや低下した印象を受けました。それでも、JJレーシングと協議し、ブック2の中から将来性のある馬を見つけ、リーズナブルな価格で競り落とすことができました」とコメントしています。
この馬は近々、共有馬として募集を開始する予定です。詳細は公式ホームページや会報でお知らせいたしますので、ぜひご注目ください。