メルボルンのイングリス・プレミアムセールに参加してきました。このセールが行われるセリ会場は、メルボルン市内から約30分の距離です。近くには空港があり非常に便利なロケーションで開催されます。

 メルボルンは「一日に四季を感じる」と言われるほど変わりやすいのが特徴です。真夏の暑さの中でも、時折ジャンパーが必要になるような気候で気温に慣れるのが難しかったです。

 セールには、主にビクトリア州の優れた若駒が上場され、魅力的な馬が数多く取引されていました。そのため、価格もそれに見合った水準となっていました。近年、日本のJRA馬主の方々がオーストラリア産の牝馬を繁殖目的で購入しています。こちらでレースに使う、もしくは、日本で走らせるケースが増えています。引退後は、日本の種牡馬と掛け合わせることで、オーストラリアのスピードと、日本のパワーとスタミナを兼ね備えた優秀な産駒を生み出す傾向があります。その代表例が、リバティアイランドです。

 今回が私にとって初めてのプレミアムセール参加でしたが、多くの学びがあり、大変貴重な経験となりました。