先日のグレンイネス競馬遠征に続き、良馬場を求めてトゥウーンバ競馬場へ向かったジャパノズ厩舎。今回はケイティウィズダムとブライトザサンの2頭が出走しました。
トゥウーンバ競馬場は、バラナから約300km、馬運車で4時間ほどの距離に位置します。標高700メートルの山間部にあり、アップダウンのあるコースが特徴です。また、毎週土曜日に開催されるナイトレースは、この競馬場の代名詞でもあります。
ケイティウィズダムには3kg減の恩恵があるマーティン騎手を、ブライトザサンには当地で豊富な経験を持つ富澤騎手をそれぞれ起用して臨みました。普段は降雨が少ない地域ですが、当日はあいにくの大雨に見舞われ、馬場状態は一転して重馬場に。2頭ともアップダウンの激しい馬場と重馬場に対応しきれず、思うような結果を残すことはできませんでした。
中條調教師は遠征を振り返り「特殊な馬場なだけにコースに慣れている地元調教馬が有利に向きました。しかし、坂のある競馬場の特性を肌で感じることができたのは大きな収穫です。オーストラリア競馬の魅力は、地域ごとに異なる競馬場でレースを経験できること。その地の特性をしっかりと分析して今後に生かしていきます」と語りました。