ヴェント(牝4・エクシードアンドエクセル)が未勝利戦(グラフトン競馬場・芝1006m・総賞金3万豪ドル)でデビューして勝利しました。横並びのスタートからスピードにのせて2番手で進め、直線に入ると先頭に立って後ろからの追撃を振り切りました。
益田騎手は「2回バリアトライアルを使っての今日の初戦だったので、ゲートなど全体的にすごく落ち着いていました。内の馬が主張しましたが、控えても折り合いがつきました。残り150mで2着の馬に迫られた時に抜かされるかなと思いました。でも、併せたら馬が勝負根性を見せてくれて最後まで走りきってくれました。まだ本気で走っていないところもありますが、初出生で結果を出せて良かったです」、中條調教師は「調教では目一杯に仕上げていなかったので、直線ではトップギアに入るのに戸惑いながら幼い面を見せていました。ムチが入ってジョッキーはしっかり追ってくれたので、これからの上積みが期待できるでしょう」と話しています。