トゥルーフェアリーがオーストラリアンオークスに挑戦しました。前走のバイナリースタッドステークス後にいったんバリナに戻って調整して中1週のローテーションでした。レース前は順調にコンディションを整えることができたと思ってレースに臨みましたが、10頭立ての10着と結果的には見えない疲れもあったかなとも思いました。それでも、オーストラリアの中距離牝馬でトップクラスの馬と9馬身差でレースを終えたことで彼女の力を再確認できました。またオークスの勝ち馬のオータムエンジェルのピーター・ムーディー調教師は、オーストラリアの競馬史上に残るブラックキャビアーを育て上げたことでも有名です。遠征馬房でオータムエンジェルはトゥルーフェアリーの横でしたが、ピーター氏はしっかりとこちらの調整も気にかけていて、レース前には「グッドラック!!」との言葉もいただきました。名トレーナーなだけに相手馬の情報も全て把握している素振りからは勝つことへの貪欲さが伝わってきました。大きなレースへの遠征は自分にとっても馬にとっても得るものが多く、絶対にこの地で勝ちたいという思いが強くなりました。